第9話 保護
光春くんは生活を保護されている
「家賃引いた10万が国からもらえる!」
「でも光春くん、これからどうすんの?ずっと保護してもらうの?」
「凄く小さい目標だけど、カフェをひらきたい!」
ぷっ その顔で
「名前は、カフェ光春!」
ぷっ 臭そう
「でもそれはなんか臭そうだから、カフェ光春スターバックスにする!」
トラブルの匂いしかせんわ
「でも、なんでカフェしたいの?」
「そりゃ女よ!適当にカフェしてたら女がくるやろ!バイトにはエロイ制服着せて!光春のシフトは常にフルチンナウよ!」
その日初めてぼくは
光春くんを
ボコボコにして棄てた
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