第2話そして戦争へ

それは突然の出来事だった


光春くんと


無言で見つめあって先に話したほうの負け


というゲームを始めて


14時間たったときだった


<ピンポーン>


チャイムが鳴ったので出ると


知らない男が立っていた


用件をきくと


戦争するので兵士が欲しい


ということだった


ぼくは光春くんを指さした


その人は光春くんを連れていった


何も知らない光春くん


(他人を使っても俺は先にしゃべらんよ へへへ)


というような


得意顔して連れてかれた


何も知らない光春くんが

おかしくて  


ぼくは軽く敬礼してみた


光春くんも少しとまどい


敬礼しかえした


そして・・・


それから1年たった


ぼくは


あることに気づいた


も し や 戦 死 


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