第3話 面倒くさいなんて言わせない!

「もう!なんであんな、ことに……」


 教室から逃げた私は、授業が終わり下校時間になった後こうして家へと帰ってきて二階の自分の部屋のベットで身悶えているのだった。


「てっいうか面倒くさいって酷くない!?。確かに直接回りくどい事しないで思いを伝えれればいいでしょうよ!。でもそれが出来ないから……」


 などと一人で叫んでも状況は好転しないわけで。


「はぁ〜、どうしたらいいんだろ〜」


 あの感じだと絶対に性格は超弩級の面倒くさがり。


 でも、私を助けてくれたあの時だって旗から見たら面倒くさそうだったのになんで助けてくれだんだろ?ほっておいたらいいのに……。


 思考するが、一人では答えに行き着くこともできない。


 とりあえず、目標は面倒くさいという単語を出させないことと、優也ゆうや君の情報をもう少し調べる必要がある。


「次こそは面倒だなんて言わせない!」

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