悼む
今日も世界のどこかで
誰かが何かで亡くなっている
それは悲しいけれど事実だ
命は、かけがえのないもので
一人一人に大切な物語があって
それでも時に脆くも呆気なくも散る
その残酷な現実
心の中は誰にも伺い知れず
だから勝手な想像で思いはかるしかない
哀しみでそうせずにはいられなくて
こんな日にも生まれくる生命はある
それは救いのようだ、去る命と来る生命
君の命も、きっとこんな風にまた
巡って芽生えくることを想う
わたしもいつか
逝く人々の列に加わる日が来よう
それまでは
わたしなりにこの命を
生き抜いていけたら
逝ってしまった君のことを考えていた
わたしには
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