抱えて背負って

結局

人は誰もがどこかしらに

痛みを抱えているものなのではないかと

心にせよ身体にせよ


大なり小なり抱えて背負って

そうしながら生きている

歩く道はいつも同じなわけでなくて

こればかりは平等に明日は見えない


だからきっとそれぞれができることは

自分の足でこの道を一歩ずつしっかりと

踏みしめて歩き続けることなんだろう

結局


そんなことを考えたりしている

昼から夜に向かう時間

この土砂降りの雨を見ながら

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