第29話 冒頭で世界観は説明しない方がいい
時折創作論で見かけるプロローグ等で延々と世界観を説明するのはよくないというのを見かけます。
なぜいけないか、以前ツイッターで呟いたツィートを含めて持論を言って見る。
よく言われるのが読者は設定ではなく物語を読みに来ている。
でも、これだといまいちピンとこない人を見かけたことがあるので私はこう例えています。
読者は空腹で飲食店にやってきた客とします。
貴方の小説作品が料理と例えます。
客は早く食べれる料理を注文したのに、いきなり本日の料理の産地や栽培方法の解説(世界観設定や用語説明)から始まり、全部解説が終わるまで料理は提供されませんなんて言われたら、じゃあいいですと言って客は帰る(ブラウザバック)すると思います。
世界観とか解説しないと作品が分からないならわかりやすいように噛み砕くか、部分部分分散して本編で先輩キャラがこれが世界の常識だと主人公に注意したり、図書館で読んでいた本にちらっと書いていたみたいな形にするといいと思います。
どうしても一気に解説したいなら作品を章分けして、用語解説章と本編章に分けるか、別作品で世界観設定資料集を作ってリンクを張るなどどうでしょうか?
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