第11話
その日はサチからもミナからも何発も蹴りや殴りや暴言の数々を受けた。
バスケ部のひとたちは見ているだけだった。
サチが帰ってきた途端にミナがすぐ裏切るなんて…
私は、私は信じてたんだ…。
(ミナ…ミナ…ミナ…)
「殺してやる」
そう呟くと
「何言ってんの?お前が死ねよ」
ガンっっっ
サチにまた殴られた
ミナだけは
(許さない)
復讐帳へ書いてやる。
復讐してやる。
そんな思いだけが私を支配した。
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