第291話 💕✨💏✨✨💕💕

 真莉愛マリアは何度も首を横に振った。

 長く流麗なピンクゴールドの髪が揺れる。



「だッ、大丈夫です❗❗❗

 決して、僕は真莉愛マリアさん……

 いえ、真莉愛マリアを残して死んだりしません❗❗」

 僕は彼女を優しく抱きしめた。

 


 しなやかな彼女の身体が、いつもよりも思えた。

 少しせたようだ。



 いつも女王様クイーンのように振る舞っている彼女が子供のようにいとしい。



「安心して下さい。僕の方がほんの少しだけ若いですから真莉愛マリアよりも長生きしますよ」



「フフ…… ユーマのクセに生意気ねぇ」

 力なく微笑んだ。




 だが、すぐに大きな目からポロポロと涙がこぼれていった。

 



「ユッ、佑真ァ~…」僕の胸の中で真莉愛マリアが叫ぶように泣いた。



「わァ~~ーーン……😭💦💦💦」

 絶叫し泣きじゃくってしまった。

 おさない子供みたいだ。



 まるで、せきを切ったように大粒の涙がこぼれていく。

「わァ~…ン……😭💦💦💦」

 号泣だ。



「ン……、真莉愛マリア……✨😌✨」


 「ン……✨💏✨✨💕💕」

 僕は彼女が泣きむまで、ずっと優しく抱きしめキスをしていた。




 いつまでも真莉愛マリアのことを……。







 これで僕たちの【婚活サバイバル】は終了した。





 海沿いのラブホの窓から覗いて見える東京湾が、かすかに明るくなってきた。




 もうすぐ夜も明けるだろう。




 だが……




 まだ僕らの熱い夏は、まだ終わらない。





 僕と真莉愛マリアの『長い旅』は今、やっと始まったばかりだ。


 









 ハッピーエンド✨🍀😌🍀✨✨💕💕





 優真&真莉愛マリア編はお仕舞いです。





 長い間、ありがとうございました🙇






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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婚活パラダイス✨💏🎶✨💕童貞たちの婚活サバイバル😆🎶✨僕の彼女はオッパイ先生😆🎶✨💕夏休みの補習の時間は婚活タイム😆🎶✨ オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白 @aitr8228

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