第289話

 その夜、僕と真莉愛マリアは海沿いのラブホで初めて結ばれた。




 ラブホの大きなベッドの上で真莉愛マリアは呟いた。



「ねェ……✨👄✨✨ ユーマ」


「え、ハ、ハイ……、すみません」

 お気にさなかったのだろう。

 なにしろ初めての体験だ。アッと言う間に終わってしまった。

 


「フフ……、何よ。いきなり謝ってェ……」



「いえ、だってェ…… 僕…… 真莉愛マリアさんを満足させるずに、勝手にッちゃったから……」

 我ながら情けない。



「ううン…… そんなことないわ。

 ありがとう✨💕 優真……

 チュッ✨👄✨💕」

 優しくキスをしてくれた。



「ねェ…、お願いがある✨👄✨💕」 


「え、お願いですか…… 僕に出来ることなら何でもしますが」



「まず、ン……、その敬語は止めてよ」


「ハイ……、あ、そうだね」

 


「それと、優真……

 私と結婚してェ……」

 さりなく突然、僕にプロポーズをした。



「えェ……😲💦💦💦」結婚……。

 一瞬、僕は彼女の顔をマジマジと見詰めた。












∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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