第288話 僕らは初めて結ばれた
「さァ~…、行くわよ❗❗❗」
真莉愛は僕の方へ飛ぶように僕の方へ倒れかかってきた。
「わッ、わ、わァ~……😲💦💦💦」
見上げるくらいの堤防の上から両手を広げたまま無防備で倒れてきた。
喪服の妖精が夜空を舞った。
天を舞う
ティンカーベルみたいに背中に羽根が着いていれば、このまま翔べそうだ。
だが、もちろん彼女は妖精ではない。
重力には逆らえず落下し始めた。
「くうゥ……😲💦💦💦」
さすがにこの高さでは命に関わる事はない。
だが上手く彼女を受け止めなければ怪我するのは必至だ。
高価な宝石のような彼女の身体に、
絶対、受け損なう事はできない。
「
気合いを込めて絶叫し、彼女をガッシリと抱き止めた。
「ううゥ……😣💦💦💦」
なんとか背中を反りながら膝のクッションを使って、真莉愛の身体を受け止めた。
反動で尻餅を着く所だったが、何とか持ちこたえた。
「ちょっと……
加速度がついて思ったよりも強い衝撃だ。
正直、ヒヤヒヤした。
「フフ……、ありがとォ~
ユーマ✨👄✨💕💕」
真莉愛は、僕に抱きついたまま唇を寄せてきた。
アッと言う間に唇が重ねられた。
「ン……✨💏✨✨💕💕」
僕たちは、抱き合って口付けをした。
息が止まるような長いキスだ。
僕の頬に涙が伝っていった。
その夜、海沿いのラブホで僕と
∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆
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