第276話 ジュリア
「ジュリアさん、この度は、御愁傷様です」
だが
さすがに役者が違う。
冷静に大人の対応を見せた。
どうやらこの美少女はジュリアと言うらしい。
渡瀬佑真の妹だろうか。それとも従妹だろうか。
佑真同様、顔立ちが整っていた。
ショートカットが良く似合っている。
ほとんどスッピンだが、圧倒的な美少女だ。
「ふゥ~ン…、
不意に、今度は背後から厳しい声が飛んだ。
低音の女性の声だ。
「ううゥ……😲💦💦」
声のした方を振り返ると、どうやらラスボスの登場のようだ。
オーラが
かなり若づくりをした四十歳代の美人が現れた。美少女のジュリアに良く似ている。
おそらく彼女が佑真の母親だろう。
憎しみの眼差しで
「お
また
真莉愛が『お
「よくもぬけぬけと、
このア○ズレがァ~…❗❗」
「……」しかし
「あの子を…… 佑真を殺した張本人のクセしてェ~ー……❗❗
あなたの顔なんか見たくもないわ❗❗
とっととお帰りィ~ー❗❗」
母親は指を差し、有らん限りの悪口を並べ立てた。
「それは……😔💦💦💦」
さすがの
「はやく彼女を
母親が、アゴで
「ハ、ハイ……」警備員も従わざるを得ない。
「ま、待って下さい❗❗」
∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆
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