第275話 ジュリア
僕らは、まさに息を詰めて葬儀場へ足を踏み入れた。
喪服なのに彼女が着こなすと、どこか妖艶でセクシーだ。
白い柔肌に漆黒の喪服が似合っている。
だが、一般人とは明らかに違うプロポーションだ。
目を見張るほどの巨乳に関係者の男性たちの視線が釘付けだ。
プリンプリンとした桃尻がなんとも魅惑的と言えよう。
まるで外国のセレブ女優のような装いだ。
嫌でも目立って仕方がない。
『ザワザワッ……』
「あ、見ろよ❗❗ 彼女は……」
「うむゥッ、佑真君の… 元フィアンセの」
「スゴいプロポーションだな……」
「なんだ。あの巨乳は…… オッパイを見せに来たのか❓」
「ストリッパーじゃあるまいしィ~……」
「ッたく…… セクシー女優かよ」
「よく、ここへ来られたモノだなァ~…」
「誰か、ドブねずみが紛れ込んだぞ❗❗❗
奥様に報せろ❗❗」
冷たい視線が
祭壇へと足を運ぶと、次々と関係者らが飛んできて僕たちの前を
「ちょっと、あなたたち、待ちたまえ!」
屈強な守衛らしきモノも現れた。
「ン……」
これ以上、祭壇へは容易に近づけない
。
「すみません……😔💦💦💦 少しで良いので通して下さい」
僕は頭を下げ様子を
その時、関係者の中から声がした。
「あァ~ら、誰かと思えば……
アイドルのような美少女だ。
高校生くらいだろうか。
ほとんどスッピンだが綺麗な子だ。
どうやら、渡瀬佑真の妹さんのようだ。
茶髪でショートカットが良く似合った。
「……😒✨✨✨」
憎しみの目だ。
「ジュリアさん、この度は、御愁傷様です」
だが、大人の
∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆
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