第272話

「ボッ、僕は佑真さんの代わりは出来ません」


「え……😲💦💦」

 ビックリして、真莉愛マリアの大きな瞳がさらに大きく見開いた。



「ン……😔💦💦 真莉愛マリア……」

 意を決し、僕は絞り出すように彼女へ声をかけた。



「……😒💦💦」真莉愛マリアは、無言でそっぽを向いていた。



真莉愛マリア…… 行きましょう……」

 ゆっくりと彼女の腕を持った。 


「えェ…、行くッてェ……😒💦💦 どこへ」



「もちろん渡瀬佑真さんのトコへですよ」

 

「な……ッ、佑真の…… トコへ❓」

 潤んだ瞳を見開いた。



「ハイ、お葬式で……

 ちゃんと佑真さんに挨拶をするんです」



「ン……、ムリよ。今さらそんなこと……

 渡瀬家の人が許すはずはないわ」

 小さく首を横に振った。



 さすがに、いつも強気な織田 真莉愛マリアおくしてるようだ。








∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る