第255話 バ○アグラ

『ケッケッケェッ…、バ○アグラなんて親父だって、服用んでねぇよ❗❗』



「ううゥ……」そんな……

 じゃ、昨夜きのうは何で、あんなになったんだろう……。



『ケッケケェ……✨』

 アキラは、まだ笑っていた。



「だって、昨夜きのうは、ひと晩じゅうなったんだぜェ……」

 僕は、ワケもわからず呟いた。



『ケッケケェ…… しょせんインポなんて、だろ』



「え……、ああ…、まァ~…、確かに……」

 そうだけど……。

 身体的には、まったく異常はないのだ。

 あとは気持ちの問題だったのだろう。



『ケッケェ……、あの錠剤がバ○アグラだと思ったからインポが治ったんだろう』



「そ……、そうだったのか……」

 まさにやまいは気からッてヤツだ。

 


『催眠術で大嫌いなピーマンを食べさせるみたいなモノさァ~~…😆🎶✨』


「うッ、ううゥン……」そうなのか。

 ちょっと違うような気がするが……。



『だいたい俺は、医者じゃねぇんだから、勝手に、バ○アグラなんて処方できるワケがないだろ』

 


「ま、まァ~な……」

 言われてみれば、その通りだ。



 機能的には問題がないのだから……

 あとは、精神的な問題だったのだろう。



『ま、おめでとォ~。これでチ○ポォ~も、ひと皮剥けたッて事だな』



「だからァ~… 

 僕の名前は、チ○ポじゃねぇよ❗❗」


『ケッケェ…… じゃァ~な。和真❗❗

 上手くやれよォ~ー😆🎶✨』



「ああ…… ありがとう」

『ケッケケェ……ッ、礼には及ばないさ。

 オレたちはだろ』



「ああ…… そうだな。だ❗❗ じゃァ~な❗❗」

 僕は苦笑し通話を切った。








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