第239話 ✨💏✨✨

 ゆっくりと顔を近寄せていった。



『ン…、ゥ……✨💏✨💕』

 ついに唇が触れあった。

 やったァ~……✨✨💕


 あの日以来のキスだ。

 ドキドキッと胸がたかまった。



 しかし感動している間もなく、すぐ主導権は彼女に握られた。



 気づくとヒカリの舌が伸びてきて僕の下唇の上を這っていく。


『ああァ~…😳💦💦』

 思わず、身体じゅうがゾクゾクと戦慄わなないた。



 まるで魔術のようにヒカリの舌が僕の唇を割って口内へと侵入してきた。

 


「あ、ゥ…、くゥ……」

 僕は声にならず、ただ呻くばかりだ。



「ン…フゥ……」彼女も喘ぐような甘い吐息を漏らした。





『パン✨ パン✨✨🎆✨✨

 パァ~~ーン✨🎆✨✨』

 また打ち上げ花火が夜空をいろどった。







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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