第240話 ✨💏✨✨💕

『パン✨🎆✨ パン✨✨

 パン✨ パァ~~ーン✨🎆✨✨』

 また打ち上げ花火が夜空をいろどっていく。


 僕たちは花火をバックにベランダでキスをした。

 


「ゥ…、ン……✨💏✨✨💕」

 柔らかな唇だ。

 徐々に、ヒカリの舌が僕の口内を侵食していった。



 まるでヒカリの舌が蛇のように口内へ滑り込み、僕のモノへと絡みついた。

 ぬめるような彼女の舌が僕を犯していく。


「ゥン…、ぐゥ…✨✨💏✨💕」

 お互いの唾液をすすりあった。



 初めて舌を絡め合う濃厚なフレンチキスにかすかに全身が戦慄わなないた。

 

 理性が、どこかへ吹き飛んでしまいそうだ。



「ちょッ、ちょっと待ってェ……」

 僕は唇を離した。唇の間を糸のように唾液が伸びた。


「えェ……」



「ゴ、ゴメン…… ちょっとトイレに」

 慌てて僕は、一階へは降りていった。






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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