第236話

『パンパンパァ~ン⚡✨🎆✨✨⚡』

 また夜空に大輪の花火が咲き乱れた。



 花火を見ながら僕たちも引き上げる事にした。



「フフ……✨😌✨✨」

 帰宅途中、まるで本物の恋人のようにヒカリは僕と腕を組んできた。

 


「あ、そう言えば勝手に、あの女の子に金魚を上げちゃって、不味まずかったですかねェ……」

 


「別に…… チ○ポの捕った金魚だから、誰に上げようと構わないけど……✨😌✨✨」

 笑顔を浮かべているが何か、奥歯にモノの挟まったような口振りだ。



「はァ~…」

 柔らかなオッパイが僕の二の腕に押しつけられた。

「うゥ……😳💦💦💦」

 また心臓がドキッと弾んだ。




 家へ帰り着くと僕の心情を彼女に打ち明けた。

「ン……、僕は…、なるべく生き物は飼わないようにしているンですよ……」



「へェ……、どうしてェ……」

「ン……😔💦💦 小学生の頃、お母さん……

 母親を亡くしたから……」



「そう…、お母さんを……」


「ええ…… だから、これ以上……、好きなペットや愛した人が亡くなるのはえられないンです……」



「……😓💦💦💦」ヒカリも複雑な表情だ。




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る