第233話 黒くて大きな

「あ、あァ~ン……」

 ヒカリが無理やりため、ポイの和紙が破けてしまった。



「ああァ~~……😰💦💦💦」今度はギャラリーたちも一斉に落胆した声を上げた。



「何よォ~ーー❗❗ これェ……

 ヒドォ~ーい❗❗❗ 初めてだったのに、もうマクが破けちゃったァ~……😔💦💦💦」

 ヒカリは文句を言った。


 彼女が言うと、何となく卑猥な科白セリフのように聞こえた。



「おおォ~ーー…😍✨✨」またギャラリーのオッちゃんらが湧いた。



「いやいや、マ、膜ッてェ……

 金魚すくいのポイの膜がねぇ❗❗」

 慌てて僕が言葉を付け足した。周辺の客らは明らかに勘違いしている。




「チ💟ポが、いけないのよ❗❗❗ そんなに黒くて大きなのを無理やり入れちゃうからァ~💦💦

 マクが破けちゃったんでしょ😒⚡✨✨」

 ヒカリは僕を横目で睨んで文句を言った。


「えェ……😲💦💦💦」僕の所為せいなのか。


「そうだぞ。兄ちゃん❗❗

 黒くて大きなチ○ポを無理やり入れちゃ、ダメだぞォ~ー❗❗」

 この人たちは何を味方しているのだろう。



「いえいえ…… そんな無理やりッてェ……

 黒くて大きなの事ですから、誤解を招くような言い方をしないで下さい❗❗」

 まったく何で、わざわざ僕が懸命に言い訳をしなければならないのか解らない。





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