第232話

「よォ~し😆🎶✨ デメキン ゲットォ~」

 どんなモノだと、ヒカリの顔色をうかがった。



「あァ~ン……😔💦💦 ズルいィ~ー❗❗

 やっだァ~… チ💟ポォ~ー❗❗

 そんなの早すぎるよォ~ーー。

 もうれちゃうのォ~ー✨👄✨」

 なんとなく甘えた声で彼女が言うと卑猥ひわいに聞こえた。



「おおォ~ーー✨😆🎶✨」

 一斉に、周りのギャラリーのオッちゃんたちがドッと盛り上がった。


「スゴいなァ~~ー✨😆🎶✨ 兄ちゃん❗❗

 もう入れちゃったのかァ~…✨✨🎶✨」



「え、いやいや、皆さん、あのねぇ~😳💦💦

 入れちゃったッてェ……、何を想像してンですかァ~……❗❗

 金魚すくいの事ですから……」

 僕は、あたふたして周りの客らに応えた。



「そんなに黒くて大きいの。

 れちゃヤダァ~…❗❗❗」

 またまたヒカリが問題発言を言った。



「お、おおォォ~ーー~ーー……😆🎶✨」

 一気に、ギャラリーが涌いた。



「いやいや、デメキンですからァ~…😲💦💦

 黒くて大きなデメキンの事ですから❗❗」

 僕も言い訳をするのに必死だ。



「えェ~い❗❗」

 ヒカリは赤く大きなオランダシシガシラをポイに誘い込み、強引に



「あァ~…! そんな無理やりダメだよ❗❗」

 とっさに僕は忠告したが間に合わない。


「あ❗❗」客らも声をあげた。


「あッあァ~ン……😲💦💦💦」

 ヒカリは乱暴にすくい上げたので、あっさりポイに張られた和紙が破けて金魚に逃げられてしまった。







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

 

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