第227話

「ケッケケェ……ッ😆🎶✨」

 またアキラは下品にイヤらしくゲラゲラ笑って、僕の股間を握ってきた。



 とっさに、僕は彼の手を振り払った。

「あのなァ~…… せよ❗❗

 フニャチンッてェ…… バカかよ。

 お前はァ~…❗❗」

 表現が露骨過ぎるだろう。


 あきれてモノも言えない。



「……😔💦💦💦」

 一旦は拒否し、そのまま錠剤を返却しようとも思ったが、それも大人げないと思い、がたいただいておく事にした。



 ことさら邪魔にならないので、財布の中に錠剤の包装シートを仕舞った。



 あまり薬に頼りたくないが、もしもヒカリと合体ジョイントライブを開催したとして、最悪の時は、このバイ💟グラを飲めばビンビンになるのだろう。


 ひとつの保険と考えていた。



 

「ケッケケェ……✨😌🎶✨ じゃァな、上手うまくやれよ。チ💟ポォ~……」

 アキラはニヤッと笑みを浮かべ、ポンポンと僕の肩を叩いた。



「ゥ…、ン……😒💦💦💦」

 僕は睨み付けた。



「あ、いや、チン……じゃなくッて……

 和真…… バイバァ➰イ👋😆✨🎶✨」

 すぐにアキラは訂正し、手を振って田山イズミと共に御祭りの雑踏の中へ消えた。



「ッたく……」なんともウザいヤツだ。

 しかしせっかくなので彼から貰った錠剤も必要があれば使おう。




 またドォ~ーーンッと爆音がして、夜空に花火が打ち上がった。


『パァ~ーン✨🎆✨✨』大輪の花を咲かせた。

 

「ねぇ、和真……✨👄✨✨」横からヒカリが声をかけてきた。

「ン……、何……??」



「チャラから何を貰ったの……」

 ヒカリは、思わせぶりに微笑んだ。


「えェ……😓💦💦」






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆


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