第213話

「ど、どうも……😅💦💦💦」

 僕も苦笑いを浮かべ軽く頭を下げた。



「ケッケケェ…… どうだ。チ💟ポォ~❗❗

 俺たちとダブルデートしないか」

 図々しく馬場アキラはダブルデートを誘ってきた。



 おそらくヒカリがワイルドビーナスだとは知らないのだろう。

 知っていれば誘いはしない。

 まったく知らぬが仏と言うヤツだ。



めておくよ。それから、僕の名前は『新保シンポ』だ❗❗

 頼むから『チ💟ポ』ッて……、名前を間違うなよ」

 人前で、恥ずかしいだろう。



「ケッケケ…… いいじゃン……🎶✨

 チ💟ポォ~✨😆🎶✨」

 懲りずに、またアキラは茶化して股間を握ってきた。


「あのなぁ……😓💦💦 握ンなよ❗❗」

 アキラの手を振り払った。



「おい✨😒✨✨ チャラ男❗❗」

 横から金髪のワイルド✨ビーナスが、口を挟んだ。



「え、何❓ チャラ男ッて、俺のこと……」

 またアキラは肩を竦め、おどけて見せた。


「ふン……😒💦💦💦」

 お前以外いるかよ。



「私のチ💟ポに舐めた口、叩いてると、殺すぞォ~ー✨😠✨✨」

 キッと睨みつけた。



「え……😓💦💦💦」

 一瞬、ピリッとした空気が流れた。

 さすが、ワイルド✨ビーナスだ。



「ちょッ、ちょっと…… ヒカリさん❗❗

 あんまりアキラをおどかさないでェ……」

 何しろ、あのモヒカン男を一発で仕留めたワイルド✨ビーナスだ。



 こんな境内ところでマジに暴れ出したら収集がつかない。



「ケッケケェ……🎶✨ 何、言ってんの。

 彼女ォ~……✨😆🎶✨

 レディースじゃ有るまいしィ……」

 めておけば良いのだが、アキラは馴れ馴れしくヒカリと肩を組もうとした。







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆





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