第200話

 彼女の腕を引っ張り帰宅を急いだ。



「なんだよォ~…… どこへ連れてく気だよォ~❗❗ チ💟ポォ~……❗❗」

 腕を引かれ、ヒカリは文句を言っていた。

 明らかに他の通行人を意識して叫んだ。



「ン……😒💦💦💦」通行人が横目でチラッと見つめた。



 金髪ヤンキー美少女のヒカリが『チ💟ポ』と騒ぐたびに通行人らは、僕らの方をチラチラッとうかがっていた。



「し、新保しんぽですッてェ……

 僕の名前はァ~❗❗

 何度、言ったら解かるンですかァ~……」

 助けてくれよ。



「フゥ~~ーーン、何度、聴いても解らないわァ~……❗❗」

 豊かな胸を張って見せた。

 あの時よりもずっと巨乳だ。



「な、なんですか……😰💦💦 それは……

 何を開き直っているンですか。

 そんなの全然、なりませんよ」

 あァ~……、まったく頭が痛い……。




「何、チ💟ポォ~ー。

 このまま私を強引にでも連れ込む気ィ~~ー❓❓」 

 



「ち、違いますよォ~……😲💦💦💦

 何……、変なことを言ってンですか……」

 ヒカリが卑猥なことを言うので、また通行人たちからジロジロと注目された。



 たまらず、小声で彼女へ囁いた。

「ボ、ボクですッてェ……」

 


「フフ…… チ💟ポんに連れ込んで、ゆっくりと合体ジョイントライブを楽しむ気ィ~……❓」



「いや、あのですねぇ……😳💦💦💦」

 なんで、全部、しもネタになるんだ。





 

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