第193話

『あ、ああああああァ~~~ーー😣💦💦💦』

 僕は我慢できずに暴発してしまった。



『えェ……😲💦💦』

 思わず、ヒカリも驚いて手を離した。



『ああああああァァ~……』

 おびただしい量の白いビームが発射された。

 ビックンビックンと身体じゅうが痙攣していた。




『……😓💦💦』ヒカリも唖然としていた。

 僕も言葉をうしなった。



『ううゥ……😳💦💦💦』気まずい雰囲気だ。



 イカくさにおいだけが漂ってきた。



 不意に、彼女が高らかに笑った。

『アッハッハハ😆🎶✨ スッゲェ~~🎶✨

 やっぱ童貞チェリーボーイは超ォ~ーー早いねぇ……』


『ぐゥ……😔💦💦💦』まったく最低だ……


 もう穴があったらくらい恥ずかしい。



 ガックリと僕は、うなれた。



『いやいや~~ー、チ💟ポーッて、スッゲェ超早撃ちだなァ~……😆🎶✨』

 明るくバシバシと肩を叩かれた。



『ううゥ……😔💦💦』泣き出したいくらい恥ずかしい。

 出来れば、この場から逃げ出したい。



 もしかしたら、彼女なりのエールだったのかもしれない。

 下手になぐさめられるよりはマシなのか。







 だが、その時から僕は女性の前では、全く勃起たたなくなった。






 いわゆる【インポ】と言うヤツだ。


 


 医学的には、【ED】と言う心因性の勃起不全と言う病気だ。




 自分一人で『ソロ活動』をする分には勃起するのだが、女性を前にすると全く役に立たない。




 間違いなく彼女……



 ワイルド✨ビーナスとの一件がトラウマになっているのだろう。







 その【インポ】の僕が『婚カツ』なんて、成功するはずがない。








※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※.:*:・'°☆

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