第182話

『あ、ハイ……』

 ようやく僕は、彼女の意図が飲み込め頷いた。



『あ……、あの『ビーナス』さんのお陰で、助かりました』

 あのままモヒカン男のグロテスクな怒張イチモツを僕のSiriの穴に大変な目に遭っただろう。


 今ごろ血塗ちまみれで、まともに歩けなかったに違いない。

 それこそ病院送りだ。



『あ……😳💦💦💦』

 気づくと僕はまだ真っ裸だった。



 股間のポ💟ドラは小指の先っぽほどに縮み上がっていた。

 もちろん皮にスッポリと包まれていた。



 僕は恥ずかしくなり慌てて後ろを向き、ぎ取られたパンツを穿き直した。



『フゥ~ン……、ヒカリだよ❗』

 僕の背後で彼女が呟いた。


『え……❓❓ ヒ…、ヒカリッて……』

 思わず振り向いた。



『フフ……、『ビーナス』なんて、呼ぶなよ。恥ずかしィ~だろォ~❗❗

 私は、一条ヒカリ……』



『ああ、一条ヒカリさんですか……😅💦💦』

 なんだ……。 名前か。


『素敵な名前ですねぇ……😅💦💦』

 服を着ながら苦笑した。




『ッでェ……、自分は❓❓』

『え……、自分ッて……😓💦💦💦』



『お前だよ。ここには私とお前しか居ないだろォ~……❗❗』

 顎で僕を差した。


『あ、そうですねぇ……😅💦💦💦

 僕は、新保しんぽです』



『えェ……😓💦💦 チ💟ポかァ~……❓❓

 フフゥ~ン、変わった名前だなァ~…』



『うゥ……、チ💟ポじゃ有りませんよ。

 新保シンポです❗ 新保シンポ❗❗❗』

 すぐさま首を横に振り否定した。


『あ、ああ…… インポか❓』


『あのですねぇ…… チ💟ポでもインポでも有りませんッて……😰💦💦💦

 じゃ、和真カズまッて呼んで下さい❗❗』

 


『フフゥ~ン…… チ💟ポ和真ねぇ❗❗』


『ううゥ…、あのですねぇ……😰💦💦💦

 僕の話しを聴いてますかァ~……』



『ま、いいや。ここはッちィ~。

 チ💟ポん、ここから近い❓❓』

 

『え、まァ~、ここからなら…… そうですねェ…… 四、五分くらいですけど……』



『じゃ、チ💟ポんへ行こうぜ❗❗』

 まるで恋人のように腕を組んだ。


「あ、あの……😳💦💦💦」

 柔らかなオッパイが押しつけられ頬が熱く火照ほてった。



 香水だろう。眩暈めまいがするほど甘美で蠱惑こわく的な匂いが僕の鼻孔をくすぐった。



『ほら、早く案内しろよ。

 チ💟ポォ~✨😆🎶✨』

 まるでヘッドロックするようだ。


『あのォ~…… 痛いですッてェ……

 僕は、チ💟ポじゃないですけど……』



『キャッキャッキャァ~~ーッ😆🎶✨

 可愛いィ~ーよ。チ💟ポォ~ー✨👄✨💕』

 そのままビーナスは、頭を抱えて僕の頬にキスをした。



『い、いや、あのォ~……😳💦💦💦』

 一気に、顔が真っ赤になってしまった。

『キャッキャッキャァ~~~ーーッ😆🎶✨』



 こうして偶然、僕と『ワイルド✨ビーナス』の一条ヒカリは出会った。






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