第173話

「僕は…… さっきの彼氏みたいにイケメンじゃないけど……

 絶対に、由莉愛さん以外の女性を見向きもしませんから……

 お願いします」

 そるそる手を差し出した。



「フフ……😌✨ おバカさんねェ……

 佑樹はァ~……❗❗」


「え……、えェ……😓💦💦💦」

 そうか。やっぱり僕じゃ、ダメなのか……

 何てことだ……。

 ああァ~……

 失敗した……



 マジで、おバカだな。僕は……



 こんな事なら告白しなければ良かった。


 そうすれば、今まで通り仲の良い【隣人】として付き合えたのに……


 仲の良い【同居人】として……




「フフ……✨👄✨✨ 付き合って下さいッて…… 佑樹、今さら何を言ってンだよ」


 

「えェ……❓❓ 今さら」


「佑樹が隣りに引っ越して来た時から……

 私たちは…😌✨✨」

 


「な……😓💦 そ、そうなんですか……」


「何よ。付き合ってもいないのに、キスしたのォ~❗❗」


「いえ、それは……😳💦💦」

 由莉愛の方からキスしてきたから……

 


「良い事ォ~❗ 初めに言っとくけど…… 

 浮気なんかしたら、チ💟ポの余った皮、引き千切ってやるからァ~~ー❗❗❗」

 またギュッと股間を握ってきた。



「わ、わ、わァァ~~ーー、痛いですッてェ~~~ーー……😱💦💦

 そんなにギュッと握らないで下さいよ」

 なんて乱暴な女性なんだ。



「フフ……、わかったァ~~❗ 佑樹❗❗」

 少し力を緩め微笑んだ。


「もちろん、解ってますよ。ぶっちゃけ、由莉愛さん以外の女性なんて、眼中にありませんからァ~」

 


「フフ…、マジでェ……✨😌✨✨

 ウソついたら解ってるわよねェ……」

 また股間を握ろうとした。



「ハ、ハイ…… 神に誓って絶対、由莉愛さんを裏切ったり、泣かせたりしません❗❗」

 僕は神に誓った。



「フフ……✨👄✨✨ じゃ、誓いのキスをしてェ~ーー……✨✨💕💖💖」

 顎を上げキスの態勢で待ってくれた。



「ハ、ハイ……😳💦💦💦」少し戸惑いつつも唇を寄せていった。




「ン……✨💏✨✨💕」

 僕たちは唇を重ねた。


 ぬめるような舌が僕の口の中へ入ってきて舌を絡めあった。



 我が儘で嫉妬深くて、ガサツだけど、全てが由莉愛だ。





 全てがいとしい。

 

 






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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