第162話 レンタル移籍

「ウフフゥ……😆🎶✨ 美味しいィ~ーー」

 


「あ……、そうですか……😅💦💦💦

 ハッハハ…… そりゃ、良かった」

 オムレツひとつで、こんなに幸せそうな顔をしてくれるので作った甲斐がある。



「うゥ~ン…… やっぱ佑樹ンの子になろうゥ~ーー……😆🎶✨」



「はァ~…、あのねェ…… どこの症二ショーに病患者ですかァ~~ーー❗❗

 何でオムレツが美味しいからッて、僕ンの子になるんですゥ~~ー❗❗」



「フフ……、いいじゃン……😆🎶✨

 だって、佑樹の部屋は何かくつろぐのよォ~🎶✨」

 大きくストレッチをした。



「いやいや、勝手にくつろがないでよ。

 もう風呂にも入ったし、ご飯も食べたんですから、自分の部屋へ帰って下さいねぇ」

 これ以上、僕の部屋を彼女に占拠されたらたまらない。



「あァ~……✨😌✨✨ そう言えば忘れてたわ」


「えェ…… な、何をですか……?」

 また何か、命じられるのだろうか。

 これでは、まるで僕は彼女のパシリだ。



「私、昨日付けで、あの部屋を自由契約になったのよォ~……」


「えェ……、へ、部屋を自由契約ッて……

 なんの事ですかァ~~ー……❓」

 プロ野球選手じゃあるまいし……。



「なので、今晩から、こっちの部屋へレンタル移籍することになりましたァ~😆🎶✨」



「な、な、な、レンタル移籍ッて、何ですかァ~~……

 Jリーグのサッカー選手ですかァ~!!」

 




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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