第155話

『キャッキャァ~~ーー……ッ😆🎶✨

 戴きまァァ~~~ーす🎶✨』

 由莉愛はニコニコして、テーブルに着きオムライスを頬張った。 


 

『フフ……、どうぞォ~……😅💦💦』

 美味しそうに食べる由莉愛を見ていると、こっちまで嬉しくなった。


 自然に頬がゆるんだ。


 こんな可愛い女子大学生が彼女だったら、薔薇色のような人生だろう。




『うッわァ~……😆🎶✨💕💕

 スッゲェ~ーー美味しィ~ーー✨✨💕💕』

 まるで、三日ぶりの食事にありついた子供のように大袈裟に歓んだ。



『べ、別に…… 普通のオムレツだよ……

 そんなに、たいした持て成しじゃないッてェ……😅💦💦』

 苦笑いを浮かべた。



『キャッキャァ~~ーー…ッ🎶✨ 由莉愛、佑樹ンの子になろうォ~ー😆🎶✨』



『えェ…… いやいや、症二ショーに病患者か……。

 たかが、オムレツくらいで……』

 僕は面食らった。



 安価なオムレツひとつで、アイドルのような美人女子大学生が釣れるなら安いモノだ。


 彼女と付き合えるのなら、オムレツくらいいくらでも御馳走しよう。




 だが、信じられないことに彼女は、本当にその夜から僕の部屋へ居つくようになった。






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