第151話 ストリップは勘弁して

「な、何をやっているんですかァ~~ー❗

 ユ、由莉愛ユリアさァ~ン……❓❓」

 いきなりここで、ストリップは勘弁して欲しい。



「えェ……、何ッて、おバカさんなの❓❓ 

 風呂が壊れたッて、言っただろォ~❗❗

 聞いてないのかよ❗❗」

 すでに妖艶なまめかしいランジェリー姿になっていた。



 ローズピンクのランジェリー姿に僕の心臓はドキドキしてしまった。





「そ、それは、さっき聴きましたけど……

 ま……、まさか、僕ん部屋の風呂に入る気ですかァ~……😳💦💦」

 あきれた彼女だ。

 いきなり今夜会ったばかりの隣人の部屋の風呂に入るのか。



 同性の女性ならだしも、これでも僕は男子なんだ。



 いくら見た目が草食系だとしても危険 きわまりない。


 もちろん襲ったりはしないが、それでも無用心だ。

 



「フフゥン……、決まってんだろう。

 佑樹がオムレツを作ってる間に私は風呂へ入るんだよ……

 そォ~したら、一石二鳥じゃン……😆🎶✨」 



「いやいや、決まってませんよ。

 一石二鳥ッて…… 何を勝手に決めてるんですか……」

 


「じゃ、何よ。佑樹は、隣人が困っていても手を差し出さない気ィ~ー……❓❓

 可愛らしい女子が、プンプン汗臭くッても我慢しろッて言うのォ~ー❗❗」

 


「いえ…、別に……、そう言うワケではないですけど……」

 オッパイが真っ赤なランジェリーからこぼれ出しそうだ。



「何よ。鬼、悪魔ァ~童貞ェ~ーー❗❗❗」


「いやいや、童貞ッて……

 どんな悪態ディスりですか……❓」

 童貞も鬼や悪魔と同じカテゴリーなのか。

 



 由莉愛は、どうしても風呂へ入るつもりなのか。

 ローズピンクのブラもはずそうと手を背中へ回した。




「うゥッわァ~……、わかりましたよ……」

 こうなったら仕方がない。


「え、何……😒✨✨ 邪魔なんだけど……」


「解りましたよ……。あ……、あっちのバスルームで脱いで下さい……」

 


「フン、何よ……✨😌✨✨ 

 せっかく御馳走して貰うんだから、お姉様のオッパイでもおがませてやろうとしたのにィ~ーー」

 まるでストリッパーのように妖艶に舞い始めた。




「えッ、えェェ~ーー……😲💦💦💦」

 





 ∠※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る