第148話 大好きィ~ーー✨✨💕

 隣人の由莉愛は初対面なのに、ズカズカと部屋へ上がり込んできた。



『あ、あのォ~ー…… ちょっと』

 マジかよ……。


 初対面の男性の部屋へ上がり込むなんて、どれだけ図々しいなんだ。



 いくら何でも、このまま力尽くで放り出すワケにはいかない。



『ン……、ッたく……😓💦💦』

 仕方なく僕もキッチンの冷蔵庫を開けて、何か手早く料理が出来るモノを探した。



 簡単に料理を作って食べて貰えば、出ていってくれるだろう。



 こっちは、さっきから深夜のソロ活動ライブを待ちわびているのだ。



 すぐにでも出ていって欲しいところだ。




『ウッフフゥ……✨😌✨✨』

 冷蔵庫を開け、食材を探していると由莉愛も悪戯イタズラッ子のように僕の背中へ抱きついて中を覗き込んだ。


『キャァ~ッ✨✨ 何があるのォ~ー❓❓』

 背中に、フニャッと柔らかなオッパイが押しつけられた。



『ゴックン……😳💦💦💦』

 モノ凄く甘くて良い匂いが漂ってきた。


 卵がいくつか買い置きしてあった。


『あ、あの…😳💦💦💦 じゃァ~、卵があるからオムレツで良いかな』

 簡単に僕が出来る卵料理と言えば、スクランブルエッグか、オムレツくらいだ。



『キャァ~~ーー😆🎶✨ 

 オムレツ大好きィ~ーー✨✨💕💕』

 




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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