第123話

「ママが、亡くなった翌年……

 アイツとパパが再婚したの……」

 視線を伏せたまま呟いた。



「うン……」僕も頷くだけだ。



「アイツは…… 私たちに呪われた災厄をもたらす魔女だったのよ」



「ぬゥ…、呪われた……❓ 魔女……」


「そォ~……、アイツと再婚した翌年……

 今度は、パパが事故で帰らぬ人になって」



「そ、それは……😰💦💦💦 ご、御愁傷様……」

 なんて言葉を掛けたら良いのか……



「その半年後には、今度はヒロがアイツに殺されたの」



「え……」そんな重大な殺人事件が……

 



 

「……」しばらく二人の間に沈黙が宿った。


 抱きしめた彼女の身体が震えているようだ。




 かすかに潮騒の音が耳に届いた。






 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆






 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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