第121話

「つまらない話だけど…… 聴いて」

 かすかに未来ミライの声が震えていた。



「フフ…、つまらない話しなら……

 また今度にしてくれよ」

 笑顔で、ポンポンと優しく彼女の背中を叩いた。



「あン……😒💦💦」

 すぐに柳眉をひそめ、未来がキツい目で睨んだ。




「フフ……、ジョ、ジョークだよ。

 未来ミライが話すなら、何でも聴くさ…… どんなにつまらない話だッて」

 肩をすくめ、おどけて見せた。



「ン……😔💦💦 私がまだ…… 

 小学二年の頃……

 ママが突然、亡くなったの」



「えェ…… ああ……」

 正直、驚き唖然とした。

 全然、つまらない話ではない。


 しかも、この話しぶりだと、かなり深刻な話のようだ。




「そのあと…… アイツがやって来たの」


「アイツ……」

 いったい……

 誰が。





 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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