第103話 未来《ミライ》
「
これ以上、身内の恥を
興奮のため大きな瞳が
「ふゥ~ン……😒💦💦」
未来はふて腐れて、そっぽを向いた。
「とにかくヒロの事は気にしなくても良い」
祖父さんも、あまりその事には触れられたくないようだ。
「はァ~……😔💦💦」
それにしても栞里の兄、松本ヒロが殺されたと言うのは物騒な話しだ。
本当だとしたら、この資産家一家にもひと筋縄ではいかない複雑な過去があるみたいだ。
「今日は、ゆっくりして明日からリハビリねぇ」
美人女医の神崎麗香が微笑みを浮かべた。
「はァ~……」気のない返事をした。
「じゃ、少しだけ調べるわね」
女医は僕の患者衣を
「はァ~……」聴診器を当てられると、少しだけひんやりしてビクッと反応した。
こうして身体検査も済み、整形手術は無事、成功に終わった。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
「ン……」
夜になりの味気ない病院食を食べると、見舞いも来ないので、やることもなく暇だ。
取り敢えずテレビを点けてみた。
そう言えば、僕のスマホはどうなったのだろう。事故で壊れたのかもしれない。
スマホが有れば、三姉妹の兄 松本ヒロの殺された
テレビを見ながら今後の事を考えていた。
いろいろな事を考えていると、病室のドアがゆっくりと開いた。
「ン……?」不審に思っていると、誰かが忍び込んできた。
パーカーのフードを被った怪しい者だ。どう見ても病院の関係者では無さそうだ。
「……」まさか、松本ヒロを殺した犯人が僕を殺害するつもりではないのか。
「よォ~…😆🎶✨ ヒロ✨✨」
フードを掻きあげるみたいに外すと流れるようなピンクゴールドの長い髪が
こんなピンクの髪をした人間は僕の知り合いの中では一人しか居ない。
「う、
ヤンキー美少女の
「暇だろ。どっか遊びに行こうぜェ❗❗」
笑顔で近づいて来ると、ピーチのように甘い匂いが漂って、僕の鼻孔をくすぐった。
「え…❓❓ 何を言ってンだよ……
そんな事、出来るワケないだろ」
確かに暇だが、僕はヤンキーではない。
「キャッキャッ……😆🎶✨ 真面目だな。
ヒロォ~……✨✨」
妙にはしゃいで、馴れ馴れしくベッドに座る僕に肩を組んだ。
「暑ッちィ~」彼女がパーカーを脱ぐと薄いTシャツ一枚だ。
生地が薄いのか、よく見ると胸元に淡いピンクの突起物が覗いて見えた。
「うゥ~……😳💦💦」またノーブラなのか。
柔らかな胸の膨らみが僕の腕に触れた。
まるで生感覚だ。一気に身体じゅうが熱く
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
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