第81話 エリカ

『ゴックン……😳💦💦』生唾を飲み込んだ。

 股間が痛いほど突っ張って、胸がドキドキと



「エ、エリカさん……😳💦💦」興奮で少し声が震えた。

「ハ、ハイ……」わずかに彼女の声も掠れていた。恥ずかしそうに顔を伏せた。



「ゴックン……😳💦💦」

 生唾を飲み込み俺は彼女を見つめたまま、一気に間合いを詰めた。



「あン…👄✨✨」彼女は少し驚いて戸惑った感じだ。

「オ、俺…… 好きです❗❗ 本気マジで」

 思わず告白し、そのまま彼女をギュッと抱きしめた。



「あン…👄✨💕」苦しそうに彼女は小さく呻いた。

 柔らかな胸の膨らみが俺の胸板でムニュゥッと変形した。

「好きだ。俺……」



「ア、アキラさん…… や、やめて」

 視線を逸らし、少しこばむ様子がうかがえた。だが、俺は彼女を離さない。

「好きなんだ❗❗ 俺……」

 そのまま抱きかかえ、彼女にキスを迫った。



「あン…、ダ、ダメです…… アキラさん」

 悶えるように首を横に振った。

「愛してるよ❗❗ エリカ❗❗

 誰よりも……」



「うう……」また小さく彼女は呻いた。

 今、彼女は俺の腕の中にいた。


 興奮と緊張からか、身体じゅうがかすかに戦慄わなないた。

 彼女も緊張カタくなっているのが解かった。



 心臓が飛び出しそうなくらい鼓動が激しい。

 ぬぐってもぬぐっても汗が噴き出してきた。


「エリカさん……」

 はあはあと俺の息が彼女の頬に掛かった。



 これじゃ、優真ユーマたち童貞バージンボーイと何ら変わらない。



 結局、俺も素人童貞だ。

 我慢できずに、俺はエリカを抱き寄せた。




 ※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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