第80話

 このあと俺はエリカを部屋へ招き入れた。香水だろうか、甘い匂いが俺の鼻孔に漂ってきた。

 さっそく彼女の手料理を御馳走になった。



「いやァ~、エリカさん❗❗

 美味しィ~ですよォ~……😆🎶✨」

 お世辞抜きだ。こんなに美味しかったら、いくらでも食べられる。



「フフ…、ありがとう❗ でも本当に大した事はないンですよ……❗❗」



「いやァ~、エリカさんの旦那さんになる彼氏ひとはマジでうらやましいですねぇ❗❗」

「え…、どうしてです……」



「毎日、こんなに美味しい料理を食べれるンだからねェ……😆🎶✨💕」

 

「そんな…、お世辞言わなくても……」

「いや、マジで、お世辞じゃなくッて❗❗

 御馳走さま✨😆🎶✨」

 あっと、言う間に完食だ。


「ハイ……✨😌✨✨」

 このあと二人で食器を片付けた。



 ひとしきり洗い物が終わり、彼女と向かい合わせになった。



「あのォ~……、俺と…いえ……、僕と本格的マジに付き合って貰えますか」

 少しかしこまって頼んだ。



「え、ハイ…… でも」エリカは、少し眉をひそめ顔を伏せた。



 俺は、熱い眼差まなざしで彼女を見つめた。

「マッチングアプリに、登録したッて事は、やっぱり結婚を前提に…… なンですか❓」

 豊かな胸の谷間が覗いて見えた。

 全身が熱く火照ほてって汗が滲んだ。



「え、ええ…… そうですけど」

「俺も…、いや、僕も結婚を前提に……

 お付き合いできますか❓」

「そ、そうですねぇ……」あまり歯切れが良くない。



「【婚活サバイバル】なんて……、初めは、ちょっとゲーム感覚で参加したンですけど……」

「え、ゲーム感覚……」



「ゴメン…… でもエリカさんみたいな綺麗で優しい彼女と出会えて、本当に良かったと思うよ❗❗」


「そんな私は…… 綺麗じゃないですよ」

「いやいや、初めて会った瞬間、ドキッてしましたよ。美女オーラがスゴくて❗❗」


「ううん……」首を振った。

「今日だって、二人で歩いていると男性おとこは、みんな振り向いてましたよ❗❗」

「それは、私が胸が大きいから……」


「え、はァ…、それも有りますけど……」

 確かに、薄着なので巨乳が際立った。

 見ているだけで下半身が熱く火照ほてっていた。



 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る