第72話

 その時、コンビニのドアが開いた。

「ン……❗」

 いきなりピンクゴールドの派手なツインテールの美少女が歓声を上げて駆け寄ってきた。

「キャ~~ーッ😆🎶✨ トモロ~~ー❗❗」

 僕の名前を叫んで跳びついた。


「わァ~ー❗❗ ク、クレオ……」

 なんとか抱き止めた。グニュゥッと顔面に巨乳を押しつけられた。

「うッぐゥ~……😣💦💦」

 まるで久しぶりの再会を喜ぶカップルのような振る舞いだ。


「あんまり遅いから迎えに来てやったぞ…😆🎶✨」


「あのなァ~…… 症二ショーニ病かァ~ー❗❗

 迎えに来るほど時間が経ってるワケないだろォ~ーー❗❗」

 

「……」店員の栞里も口をポカーンと開け、唖然としていた。

 隣りにいるアキラも茫然と見守っていた。


「途中、トモローが我慢できずに、道草してソロ活動をしちゃったら、大変でしょ❗❗❗」


「はァ~ー、ド変態かァ~ーー❗❗❗

 道草して、ソロ活動なンかするかァ~ー」


「ねぇ、トモロ~ー😆🎶✨ 甘くて美味しいスイーツを買ってェ……」

 グニュグニュゥと顔面にオッパイを押しつけてねだった。


「解かったから、離れろよォ~……😳💦💦

 恥ずかしいだろ」

 豊かな胸の膨らみが僕の顔に押しつけられて身動きが取れない。


「いいじゃン……😆🎶✨ 新婚さんでしょ。

 クレオちゃんたちは❗❗」


「ま、まァ~……😳💦💦 そうなんだけどねぇ……」

 チラッと見ると栞里も目を丸くして驚いていた。


「お、おい、トモロー まさか、彼女か❓ お前の結婚した彼女ッて……😅💦💦」

 アキラも苦笑を浮かべた。


「あ、ああ……、だから言っただろ❗❗

 スゴく美少女だって❗❗」

 どうだ。参ったか。


「う、ウソだろ……」クレオの可愛らしさにアキラも脱帽のようだ。

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