第68話

「元々、この本棚に置いてあったンだから、そんなに言うほど邪魔じゃないだろォ~ー……❗❗」


「え、何よ。それェ……❗❗」

「何で、僕のを勝手に売ッ払うンだよ……」



「ブゥ~~ッだ❗❗ 目障りなのよ❗❗

 友朗トモローは、結婚したンだから…… 他のアイドルやセクシー女優に目をくれちゃ、ダメなのォ…✨😡⚡」

「えェ……❓❓」そんな…… 



友朗トモローは、一生、を見てれば良いの✨😡⚡✨

 他のアイドルの写真集なんか必要ないでしょォ❗❗❗」



「な、何ィ…… そ、それは、そうかもしれないけど……

 だからッて、今まで集めてた写真集を全部、処分する事は……」

 


「ブゥ~~ッ❗ 今後、一切、クレオちゃん以外のアイドルをオカズにソロ活動するなんて、言語道断だから❗❗」

「オ、オカズッて……」



「良いわねェ…。今後、アイドルのグッズは漏れなくメ💟カリで処分するから❗❗」



「な、な、何ィ……❓❓」

 信じられない。元手に、幾ら掛かったと思っているのだ。



「じゃ、とっととお買い物に行ってらっしゃい❗❗」


「うう……」やはり間違いだったのだろうか。




 クレオと結婚なんてするのは……




「フフ……✨😌✨」

 またクレオはベッドへ寝転がりスマホをいじり始めた。



 仕方ないと諦めようとした時、ふと、あることが脳裏をよぎった。



「ッで……❓❓ クレオ……

 全部で、幾らになったンだよ……❓」

 

「えェ……、何が❓❓」


「メ💟カリで、売った写真集だよ❗❗」

「ああ、ほんのガネよ」

 目を合わせず、そっぽを向いた。


「ウソつけ❗❗ これだけ売れば、かなりになったンじゃないのか……」


「何よ! 夫婦なンだから…… 収入は全部、クレオちゃんが戴だくわ❗❗❗」

「え…… なんだよ。それは」



「わかったら、早くお菓子を買って来なさい❗❗❗」

「クゥ…、クレオォ~ーー😡⚡」

 全く油断も隙もあったモノじゃない。





 ∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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