第64話 絶賛 婚カツちゅ~ー😆🎶✨

「そ、そりゃァ~、驚くさ❗❗ 普通❗❗

 いきなり婚姻届こんなモノにサインしろなんて言われたら……😳💦💦💦」

 思わず視線を逸らし、テーブルに置いた用紙を指差した。



 クレオの豊かな胸元を見ていると頬が火照ほてって紅くなっていた。



「フフ…、じゃ、取り敢えず明日……✨😌✨

 市役所に提出しに行くからサインしておいてェ……❗❗」

 微笑を浮かべ指示を送った。



「あ、あのねぇ…… 聴いてるゥ……❓❓

 僕の話しをォ……❗❗❗

 婚姻届だぞォ…❗ これを出したら僕たちは…… そのアレだよ……」

 恥ずかしくなり言葉があやふやになった。



「もちろん解っているわ❗❗」

 大きな胸を張ってみせた。濡れた胸の谷間がヤケに気になった。



「あのねぇ……、これ提出だしたら、僕たちは結婚する事になるンだぞォ……❗❗

 解ってるのかァ~……❗❗」



「ええ、だって友朗トモローは、絶賛 『婚カツ』ちゅ~ーなンでしょ……」


「え…❓❓ いや、まぁ、そうだけど……」

 言われてみれば確かに僕は『婚活中』だった。


「じゃ、良いじゃン❗❗ クレオちゃんもマッチングアプリに登録してあるから✨😉✨」


「え……❓❓」そうなのか……

 


「それに知らないの❓❓ 今、結婚して契約するとスマホ代金だいがタダになるのよ❗❗」


「え……❓❓ スマホ代……」

 何を言っているんだ。この子は……



 確かに、最近CMで繰り返し流されていたので嫌でも目に入った。



『今、新婚カップルで契約すれば、どちらも最長半年間、基本料金が無料タダ❗❗』と言うキャッチコピーだ。





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