第61話 ニートは働いたら負け

「じゃ、お風呂に入いろォ~ッと✨😆🎶✨」

 ベッドの上に立ち上がると服を脱ぎ始めた。

 可愛いおヘソが覗いて見えた。



「お、おいおい、何をしてるンだ……」


「え……、何ッて、見て解らないの❓❓

 服を脱いでるのよ」


 

「そ……、そんな事は見て解かってるよ❗❗

 何、ここで服を脱いでるンだよ……」



「え、友朗トモローは服を脱がずに、お風呂へ入るタイプなの❓」



「どんなタイプだよ…… そんなワケあるかァ~ー❗❗ ここで脱ぐな❗❗

 だいたい風呂なんか、まだ沸いてないよ」


「え……😲💦💦💦」大きな瞳を見開いた。



「もっと夜遅くになって沸かそうと思って」


「何それ…… 信じられないィ~ー❗❗❗

 女子は、お風呂が好きな生き物でしょ❗❗」


「いや、知らないよ…… 女子の生態なんて」


「ほぼほぼお風呂の中で生活するのが女子じゃないですか❗❗」

「どんな生活だよ…… ふやけるぞ」



「クレオちゃんは、お風呂なしには生きていけない身体なのよ」

「何だ…… その危険ドラッグ的な言い回しは」



「じゃ、クレオちゃんはベッドでスマホゲームをやってるから友朗トモローは、とっとと、お風呂を沸かしてらっしゃい❗❗」

 ゴロンとベッドに寝転び、スマホで遊び始めた。



「おいおい、何で僕がクレオに命令されなきゃならないンだよ……」


「当然でしょ❗❗ プロニートは働かない事をコンセプトに制作された画期的なタイプの職業なのよ❗❗」



「はァ~ー……😲💦💦 どんなタイプの職業だよ❗❗ ふざけるなよ❗❗

 何、自分で画期的ッて、言ってンだ❗」

 全く勝手なヤツだ。


「解らない子ねェ…… だからいつまでっても皮の剥けない童貞バージンボーイなのよ」



「な、な、な、何ィ~、今は童貞チェリーボーイか、どうかなんて関係ないだろォ~ーー❗❗」


「フゥ~ン……、ニートは働いたら負けなの❗❗」



「な、な、な、何ィ~ーー……😲💦💦💦」





 ※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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