第60話

「と言うワケで、今晩からご厄介になります✨😉🎶✨」

 ペコリと頭を下げ、可愛らしくウインクをした。また青いツインテールがフワリと揺れた。



「うう……マジかよ」

 思わずドキドキしてしまった。やっぱり笑顔のクレオは抜群に可愛い。



 何しろ僕は今日まで彼女がいないのだ。女子とは、ほとんど関わり合いがない。


 当然、未経験の童貞チェリーボーイだ。仲の良い女友達も皆無と言って良い。



 第一、緊張して女性とまともに話せなかった。ただひとり、僕の部屋へ入った事のある女性は、このクレオだけだ。



 実の妹のような幼馴染みで、気兼ねなく付き合えた。



 クレオは今、僕のベッドへ寝転んで盛んにスマホをいじっていた。空中に長い脚をバタバタさせるのでパンツが覗いて見える。



 チラチラと淡いピンクのパンツが見えるので目のやり場に困った。



 僕は椅子に浅く腰掛け、さりげなくクレオのミニスカートの奥を覗いていた。

 それにしても不可解なのかはプロニートだ。

 


「あのねェ、クレオ……😒💦💦

 ちゃんと僕の話しを聴いてるゥ……❓❓

 プロニートッて、何だよォ~……」


「いえ、プロニートなので基本 他人ひとの話しは聞きません✨😄✨✨」

「なんだ。そりゃァ~ー❗❗ 会話になっていないだろう❗❗」



「クレオちゃんは、あまり細かい事にはこだわらないタイプのプロニートです✨😆🎶✨」

「いやいや、どんなタイプだよ❗❗❗

 細かいッて、かなり基本的な事だろう」



「あ、そうだ❗❗ ひとつ重要な事を忘れていました❗❗」

「はァ~…… 重要な事ッて、何だよ」



「お肌が荒れるので、深夜のおつとめは、ご遠慮下さい✨😌✨」



「はァ~ー……、深夜のお勤めッて、どんな仕事だよ❗❗」

「何ぶん、深夜のお勤めは初めてなので、お手柔らかに頼みます……」



「いやいや…、だから、深夜のお勤めッて、エロい事なのか❓」


「過度な濃厚のうこう接触はげんつつしんで下さい😌」

「な、何…… 過度なッて……

 どんな性的な濃厚接触だ❗❗」



「どうしても友朗トモローが我慢できない時は、お口で処理させて戴きます✨😌✨」

「お、お口でッて…、フェ💟チオ的な……」


「じゃ、クレオちゃんはお風呂を戴かせて貰うわ✨😌✨✨」

 ゆっくり立ち上がり、服を脱ぎ始めた。



「えェ……😲💦💦💦」

 マジか。




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る