第59話 プロニート😆🎶✨クレオ

「ご存知……✨ 働き方改革で、ニートにもプロ化の波が押し寄せました✨😌✨✨」

 

「何を言ってンだよ。どんな働き方改革だ」

 無茶クチャ言うヤツだ。何だよ。

 プロニートッて……


「ついに全国、一億五千万人の優秀なニートがプロに転向しました✨😌✨」


「はァ~ー❗❗ 一億五千人もニートが居るわけないだろォ~ー… 全国民の人口よりもニートの方が多いじゃないか❗❗❗

 そんな国、絶対、滅びるぞ❗❗❗」


「中でも、クレオちゃんは、現役バリバリのえ抜きのニートです✨😌✨✨」


「何だよ…… その現役バリバリのメジャーリーガーみたいな触れ込みは……」

 意味が解らない。


「左の即戦力ですわ✨😆🎶✨」

「いやいや、即戦力ならニートをするな❗❗

 ちゃんと働けよ❗❗」


「内野と外野以外なら、どこでも守れます✨😆🎶✨」

「何を言ってンだよ。内野と外野以外ッて、どこも守れないだろう❗❗」


「お得感満載の万能プレイヤーです😆🎶✨」

「どこが万能なんだ。キャッチャーでもやるのか」


「いえ、キャッチャーはマスクで顔を隠すので…… ほら、クレオちゃんはビジュアルを売りにしているプロニートなので😆🎶✨」

「アイドルか❗ どんなプロニートだ❗❗」


「マスクで顔を隠すのは、事務所的にNGですねぇ✨😆🎶✨」

「だから、アイドルか❗❗ 何が事務所的にだよ❗❗ じゃ、ピッチャーなのか❗❗」


「いえ、ピッチャーもどうも……😅💦💦💦

 夏休みにスマホゲームのやり過ぎで、肩とヒジを痛めてしまったので……😣💦💦」

 顔をしかめてグルッと肩を回してみせた。


「ポンコツかァ~ーー❗❗❗

 肩とヒジを痛めるなんて、どんだけスマホゲームをやり過ぎンだよ……❗❗」


「いえ、今のは、ほんの肩慣らし程度のジョークですわ✨😆🎶✨」

「はァ~…… 何が肩慣らしのジョークだよ……😔💦💦」

 頭が痛い…… 

 コイツは完全に僕の事を小バカにしている。



 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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