第57話 巨乳プロニート😆🎶✨クレオちゃん

「ン……❗❗❗」

 ようやく我に返り窓ガラスに手を伸ばした。


「な、なんだよ…… クレオ。

 どこから入ってくるんだ……

 お前は、症ニ《ショーニ》病か❗❗」

 そういえば小学生の頃、よくクレオは屋根伝いに、この二階の窓から入ってきた。 



 サッシを開けると、いきなりクレオは歓声を上げて、僕の腕の中へ飛び込んできた。



「キャッキャァ~~ーー……😆🎶✨💕」

 同時に、ムッとする外気の熱気が流れ込んだ。

「トモロォ~~ーー😆🎶✨ 

 会いたかったよォ~ーー❗❗❗」

 美少女特有の甘い匂いと共に僕の胸にじゃれついてきた。


 スゴく柔らかくてフワフワしている。




「う、わァ~ー、な、なんだよ」

 無邪気なところは、全く幼稚おさない頃から変わらない。



「キャッキャッキャァ~~ーーッ🎶✨

 暑いよォ~ーー トモロォ~ーー😆🎶✨」

 抱きついてくるので、余計、暑苦しい。



「わ、わ、わァ~、暑ッちィ~な……」

 開けっぱなしにしておくと、あまりにも暑いので、すぐにサッシを閉めた。



「キャッキャァ~ー😆🎶✨💕 涼しいィ~✨✨💕💕」

 まるで無邪気な仔猫のようだ。

 手なずけるのが大変だ。


「ちょッ、ちょっとあばれるなよ」

 僕はクレオをお姫様ダッコし、そのままベッドまで運んだ。

 抱きしめると華奢きゃしゃで柔らかい。意外に軽いので運ぶのも楽だ。


「いったい…、何しに来たンだよ……」

 優しく彼女をベッドへ座らせた。


「フフ…、ヨロしくゥ~ー😆🎶✨💕 

 トモロ~ーー🎶✨」

「え、何が……❓❓」ヨロしくなんだ…… 


「今晩から電撃トレードで、こちらへ御厄介ごやっかいになりますゥ~😆🎶✨」

 ペコリと頭を下げた。つややかな青いツインテールが揺れた。


「え……❓❓ 電撃トレード……

 なんだ。それは…… どこの誰と交換するんだ❗❗❗」

 全く意味不明だ。


「先ほど、オーナーから電話があり急遽きゅうきょ、電撃トレードでこちらの家庭へ移籍が決まりました🎶✨

 クレオちゃんです😆🎶✨」


「はァ~ー…❓❓ 何を言ってるンだ……

 電撃トレードッて、いったい誰と交換するンだ……」

 思わず、僕はクレオの豊かな胸元を覗き込んだ。モノスゴく柔らかそうで顔を埋めたくなった。


「クレオちゃんはプロニートなので、細かい事にはこだわりません✨😆🎶✨」

 大きな胸を張って笑った。


「プ、プロニート……❓❓ なんだ…… 

 その投げっぱなしジャーマン的な展開は……」

 コイツは大丈夫なのか……



 

∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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