第56話 二階から巨乳美少女……😆🎶✨

 夜の七時を回ってもまだ外は明るい。



 僕は自宅へ戻り、ベッドに寝転がってスマホを眺めていた。



 『マッチング アプリ』には無数の美女らが登録されていた。

 だが、こちらからアプローチしても色好いろよい返事は返ってこない。


 来たとしてもサクラだろう。



 婚活など、最初はなから僕には無理なのだ。



「あァ~ー……、もォ~ーーやめた。

 やめたァ~~ーー❗❗」

 ふてくされてベッドへ寝転がった。



 『婚活こんカツアプリ』とにらめっこして、これで何日、無駄に過ごした事だろう。



『コンコン……』

 その時、不意に誰かが窓ガラスをノックした。


「え……❓❓」

 ここは二階にある僕の部屋だ。



 カーテンを閉め切ってあるので外の様子はうかがえない。



「なんだ。ここは二階だぞ」

 窓ガラスをノックするなんて可笑しい。


 それとも誰かが悪戯イタズラをして、二階の窓へ向かって小石でも投げたのだろうか。


 中学生でも有るまいし、そんな友人に心当たりはない。



 また誰かが、『コンコン……』と窓ガラスをノックした。

「ン……」

 やはり聞き違いではない。間違いなくノックの音だ。



「ッたく、誰だよ…」仕方なく立ち上がり、『シャーッ』と音を立ててカーテンを開いた。



「あァ~……😲💦💦💦」

 外には目の覚めるような青いツインテールをした美少女が笑顔で僕に手を振っていた。



「な、な、なんだ……❓❓ お前は……」

 一瞬、唖然として固まった。



 彼女は、小暮クレオ……



 昔、隣りに住んでいた幼馴染みだ。 

 小学六年生の頃、引っ越していって以来、久しぶりの再会だ。


 流麗な青い髪をツインテールにした美少女だ。

 顔は童顔なのですぐに解ったが、あの頃よりもずっと胸が大きくなっていた。



「ク、ク、ク、クレオ……」

 その彼女がどうして、ここにいるのだろう。



友朗トモロー❗❗ 開けてェ……』

 外で、大きく窓を開けるジェスチャーをした。

 ジェスチャーをするたびに、豊かな胸の膨らみがユッサユサと揺れた。




「ううゥ……、ゴックン……😳💦💦」

 何て、オッパイなんだろう……





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆







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