第42話 エリカ…😆🎶✨

「じゃァ~、泳ぎを教えてェ……👄✨💕」

 真莉愛マリアが、甘えるように僕の身体へ抱きついてきた。


「わ、解かりましたから…😅💦💦 そんなに…… あ、ダ、ダメですよ……

 身体をくっ付けないで下さい」

 柔らかな胸の膨らみが僕の胸板に押しつけられグニュゥ~ッと変形していた。

 急激に、心拍数が上がっていく。


「フフ……👄✨💕」

 真莉愛マリアあやしく微笑んだ。甘い吐息が僕の頬を撫でていった。


「あ、あの…… マ、真莉愛マリア様」

 全身が、かすかに震えた。下半身が異様に熱く火照ほてった。


「どうしたのォ~…👄✨💕

 こんなにドキドキしちゃってェ……」

 ゆっくりと妖艶なまめかしい朱唇くちびるが近づいてきた。キスする寸前だ。


 その時、着信音が響いた。

「あ、スマホが……」僕はベッドから転がるように降りて、スマホを繋いだ。


「も、もしもし……」

『ケッケケェ…😆🎶✨ ようユーマ❗

 元気か❗❓』

 馬場アキラの笑い声だ。


「え、もしもし…… なんだアキラか。

 ッたく、ご機嫌だな」


『今、婚活アプリで知り合ったエリカッて、と一緒なんだ。

 ケッケケェ…😆🎶✨💕 美女だぜェ。

 オッパイも大きいしィ~ー』


「はァ~…… 何だ。自慢か」

 

『やっぱ婚活アプリッて、最高だなァ~❗❗

 彼女とツーショットの写真、見るかァ😆🎶✨』


「はァ~ーー❗❗ お前のなんて見たくもねェよ……」


「わァ~~ーー🎶✨

 見たいィ~見たいィ~ーー😆🎶✨💕」

 真莉愛マリアが僕の背中に抱きついてスマホの画像を覗き込んだ。

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