第39話 真莉愛様ァ~😆🎶✨

 昨夜、僕はベッドに寝転がってスマホを観ていた。


 隠し撮りした真莉愛マリアの画像だ。

 


「ゴックン……😳💦💦」

 寝ている姿を盗撮した画像モノだ。

 さすがオッパイ先生だ。


 今にもオッパイがこぼれて見えそうだ。ヤケに妖艶なまめかしい。


 舐めるようなアングルだ。

 自然に股間へ手が伸びた。



「ああァ~😳💦💦 真莉愛マリア様ァ~ー」

 僕は、喘ぐように吐息を漏らした。ギュッと握った【聖剣】は熱く脈打っていた。



 そのとき不意にドアが開き、真莉愛マリアがバスタオルを巻いたまま部屋へやって来た。


「ねぇ、ユーマァ~……👄✨💕」

「な……😲💦💦 なんですか」

 いきなり彼女が部屋へ入ってきたのでビックリした。

 すぐに股間を隠すように布団ふとんをかぶせた。


「フフ……、何、ビビッてンだよ。

 ソロ活動ライブの真っ最中かァ~❓」

「べ、別に……、ソ、ソロ活動ライブなんてしてないよ」

 口を尖らせ、慌てて盗撮した画像を消しスマホを背後に隠した。

 

「ねぇ……、ユーマ❗❗

 明日、知り合いの別荘へ行かない🎶😆🎶✨」

 愉しそうに僕を誘った。

「え、別荘ですか……」


「そ、近くに海水浴場もあるし…👄✨💕」


「ン…、用はないから良いですけど……

 ソコッて、どこにあるンですか……❓」

 何の気なしに聞き返した。


「美浦半島の突端にあるンだけど……

 ここからだと一時間もかからないわ」


「はァ~……」別に夏休みなので暇を持て余していた。


 本当なら他の連中みたいに『マッチング アプリ』を使って、『婚活』に精を出さなければならないのだが、どうもやる気が起きない。






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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