第31話 ストーカー
午後になって一段と気温が上昇していった。
こまめに水分を補給しないと熱中症になりそうだ。
「あ❗
ちょうど僕も夕飯の買い出しに行かなければならない。
「うン…、ちょっとね……」
あまり詳しく応えたくない様子だ。
スッと視線を逸らし苦笑いを浮かべ誤魔化した。
そそくさと、出掛ける用意をしていた。
デートにしては、あまり嬉しそうな顔はしていない。何か、『ワケ有り』の様子だ。
「……」
不審に思った僕は彼女の後を着けていった。
バレずに尾行して行くのは骨が折れた。
まるでストーカーになったような気分だ。
特急電車に乗り、二つ目の駅で降り五分ほど歩くと大きな総合病院が見えた。
「ンゥ……、病院か……😓💦💦」
誰か、知り合いの入院患者でも見舞いに来たのだろうか。
どうしても突き止めたくなり、病院の中まで尾行を続けた。
病院独特の消毒液の臭いが漂っていた。
病院内は
病院のエレベーターに乗った
「……😓💦💦」僕も彼女の後から続いた。
ここは、いったい誰が入院しているのだろう。
∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます