第26話

「あ、あのスカートの中に…、て、手を入れて良いですか❓」

 緊張でカミカミだ。


「うン……👄✨💕 優しくしてね……」

 目を潤ませ、色っぽく囁いた。


「な、何、言ってンですか……😳💦💦」

 真莉愛マリアが、大人しくリモコンを差し出してくれれば、それで済む話しなのに……

 思い切ってスカートの中に手を差し込んだ。


「あン……👄✨💕」

 妖艶なまめかしく吐息を漏らし、真莉愛マリアは、わずかに身体をひねった。

「ン…、ユーマのクセに…… 前戯イントロもなしに、いきなり本番ライブをする気……」


「な、な、何、言ってンです……

 どんな本番ライブですか❗❗」 

 彼女の股間の辺りをまさぐった。


「あン…、そこは、ダメェ……👄✨💕」 

 ダメと拒否しても隠してあるのは、ここ以外ない。

「うゥ~、あ、あった……😳💦💦」

 スカートの奥の太腿に挟んで隠してあったリモコンを探し当てた。


「よォ~し❗❗」リモコンを引っ張り出した。

 ようやく、これでテレビを消せる。

 慌てて僕はブルーレイの停止ボタンを押しテレビの電源を切った。


『あァ~ーーン……👄✨💕

 スゴい✨💕 スゴ…👄✨💕』

 喘ぎ声が聞こえた瞬間、テレビモニターが消えた。


「ふゥ~ー……」

 何とか、間一髪、間に合ったようだ。

 これで、ひと安心だ。


「あァ~ン…… 何よ。ユーマ❗❗

 もっと見たかったのに……」

 真莉愛マリアは不満そうに唇を尖らせた。


「あのねぇ……」勘弁して欲しい。

 悪フザケにも程がある。

 こんな調子で真莉愛マリアを家に泊めたら、この先が思いやられる。




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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