第24話 キスをして……👄✨💕

『ねぇ…👄✨💕 キスをして良い❓』

 レイナの紅い唇が今にも触れそうなほど、すぐそばにあった。


『え…😲💦💦 キ、キスをですか』

 思わず、ヒカルは目を白黒させた。


『教えてあげるわ。大人のキスを…👄✨💕』

 なまめかしく舌でポッテリとした下唇をめてうるおした。

『あ……😳💦💦』

 麻美レイナの『恋のレッスン』が始まった。


 いつしか、二人の唇が重なりあった。


『💕✨💏✨💕💕』

 ぴたりと身体を抱きあい、生まれて初めてヒカルはキスをした。


 このあと、二人は徐々に激しく燃え上がっていく。


「……😳💦💦💦」ヤバい……

 急がないと、このままではドラマの部分が終わってしまう。


 童貞バージンボーイ ヒカルと巨乳教師レイナが合体ジョイントライブを始めないうちに、リモコンを探し出さないといけない。


「た、頼みます…… 真莉愛マリア様❗❗

 リモコンをどこに隠したンですか……」

 早くテレビを何とかしないと近所迷惑になってしまう。僕はご近所では真面目な良い子で通っているのに。


「フフ……😌✨✨ 知らなァ~ーい」

 しかし相変わらず、マリアは答えを

「そんな…… お願いしますよ」

 土下座して頼みたいくらいだ。


「無いって、言ッてんでしょ…… ウソだと思うなら、気のすむまでボディチェックしてみたらァ~👄✨💕」

 観念したみたいに両腕を上げた。

 妖しいほど白いワキの下が晒された。


「うゥ~……😳💦💦」僕は小さく呻いた。

 身体検査しろと言われても上半身は下着姿なのでリモコンを隠しようがないだろう。

 まさか、いくら巨乳でも胸の谷間のブラジャーの中には隠せないはずだ。


 隠すとすれば、ミニスカートの中なのだろう。


 それにしても眩暈めまいがするほど甘い匂いが漂っていた。

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