第23話 童貞《バージン》ボーイ

 ようやくドラマの部分になったので、大音量の喘ぎ声は収まった。



「ふゥ~……😔💦💦」少しだけホッとした。



 落ち着いて、今のうちにリモコンを探し出さないと……






 ※。.:*:・'°∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆





 ドラマは、定番のプロローグだ。





 大学生の『童貞バージンボーイ』 ヒカルの隣室に女教師の麻美レイナが引っ越してくると言う有りがちなパターンだ。



 深夜、いきなりセクシー女教授が挨拶に現れた。



『今日から隣りに引っ越して来た麻美レイナです✨😌✨✨💕 宜しくお願いします』

 彼女が御辞儀をすると、たわわに実った胸の膨らみに目を見張った。




『は、はァ~……😳💦💦 ど、どうも……

 ボ…、僕はヒカルです』

 突然、現れた巨乳教師 麻美レイナの可愛らしい顔にひと目惚めぼれした。

 



 だが、清楚で可憐な面差おもざしとは裏腹に彼女は淫乱娘ビッチだった。



 毎晩のように、隣室で彼氏と合体ジョイントライブを繰り返すので興奮して寝不足だ。



 童貞バージンボーイのヒカルは毎晩、彼女をオカズにしてソロ活動に精を出していた。



 だが、ある夜、レイナは浮気症の彼氏と派手な喧嘩ケンカをし、部屋を飛び出していった。



 深夜、彼女はヒカルの部屋もとへやって来た。




『ねぇ、お願い…👄✨💕 ヒカル君✨💕🎶✨

 今夜…… ひと晩だけ泊めてェ……』



『え……❓ あの…、レイナさんを泊めるンですか……』

 思わず、ドキドキしてしまった。



『お願い……👄✨💕💕 ひと晩で良いから』

 妖艶なまめかしく彼を誘惑していった。



『はァ~……😳💦💦 そうですねェ……』

 始めは戸惑っていたヒカルだが、あやしく迫る彼女にたちまち夢中になっていった。




 ヒカルの部屋で二人は並んで座った。



 香水なのか、痺れるほど甘い薫りにヒカルは、かすかに全身が戦慄わなないた。




『どうしたの……👄✨💕 こんなに震えて』

 耳元で囁きかけ、ゆっくりと太ももへ手を添えた。



『あ…、いえ、何でもありませんけど……』

 

『あんまり緊張しないで……』

 濡れた瞳でヒカルを見つめた。彼女の手は彼の太ももを撫でていった。


『ちょッ…… そこは』




※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆∠※。°☆

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