第22話 スゴい👄✨💕スゴい

「ちょっとォ~❗❗」早く何とかしないと…… 

 気ばかり焦るが、妙案は見つからない。



『スゴい👄✨💕 スゴい👄✨💕 スゴい……』

 喘ぎ声がリフレインしていく。知らぬ間に下半身は熱く火照ほてって、頭がパニックになりそうだ。



 いつも置いてあるテーブルの上には、リモコンが見当たらない。



 落ち着いて考えれば、テレビモニターの横に設置された電源をオフにすれば良いのだが、そこまで頭が働かない。



 いつもの場所に置いてあるリモコンが見つからないのでパニック寸前だ。




「ねぇ、真莉愛マリア様❗❗ リモコンはどこですかァ~ー~ーー❗❗❗ 

 どこに隠したンですかァ~~ーー❗❗」

 あたふたして聞き出そうとするが、大声で怒鳴らないと通じない。




「え、真莉愛マリア、知らなァ~ーい…😌🎶✨」

 まったく悪気は無さそうだ。


 小悪魔のように微笑んで、そっぽを向いた。




「うゥ~~ー……😳💦💦」

 しかし彼女が隠したのは明白だ。

「お願いですからボリューム下げて❗❗

 チャンネル変えてェ~ーー❗❗❗ 

 テレビを消して下さいよ❗❗」

 必死に真莉愛マリアに頼むが彼女は意に介さず、どこ吹く風だ。




「フフゥ……😌✨✨💕 ユーマ、昨夜きのうは、これをオカズにソロ活動ライブしてたのか❓」

 妖しく笑みを浮かべ腰を前後に踊らせた。



 なんともなまめかしい。 



「ソロ活動ライブッて、そんな事…… 

 どォ~だって良いでしょ❗❗

 お願いですからボリュームを落として下さい❗❗」

 こんな大音量で喘ぎ声を上げられたら近所にも聞こえるかもしれない。



 こんなハレンチなことを両親に告げ口でもされたら一大事だ。



「フフゥ~ン…、ユーマのクセに、オッパイ星人なんだァ~ー❓」

 言われてみれば画面に映った麻美レイナは、スゴい巨乳オッパイをしていた。



「べ、別に…… 違いますよ……😳💦💦」

 確かに、麻美レイナは可愛らしい童顔で、巨乳と言うギャップが魅力だ。



 しかも演技にも定評があり現在、屈指の人気セクシー女優だ。



 けれども今は、セクシー女優の説明をしている余裕はない。






※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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