第17話 松本栞里

「優真君……」

 背後から聞き覚えのある声がした。



「え……❓❓」振り返ると一人の清楚な美少女が立っていた。



「うう…😳💦💦」僕は、かすかに呻いた。


 彼女はコンビニの制服に身をつつんだ松本 栞里だ。


 僕の初恋の美少女と言って良い。

 いつ見ても可憐で爽やかだ。



「あ、どうも…… 栞里ちゃん」 

 慌てて僕はペコッと頭を下げ挨拶をした。

 


 相変わらず清純で際立って可愛らしい。 

 一瞬、見ただけで胸がときめいた。



「いらっしゃいませェ…✨😌✨✨」

 改めて、栞里は笑顔を浮かべ挨拶をした。

 天使のような笑顔だ。



 どうやら棚に新しい商品を並べていたみたいだ。かがんでいたので店内へ入った時は見えなかったのだろう。



「うン…… た、大変そうだね」

 なく彼女をねぎらった。


「あァ~ら、ユーマ…👄✨💕 この方は❓」

 すぐ横にいる真莉愛マリアは、何かを察したみたいだ。


 親密さをアピールするように僕の腕にしがみつき、肩にピンクゴールドの頭を乗せた。



「う……😳💦💦」

 これでは、まるで恋人のような振る舞いだ。

 慣れていないので照れてしまう。

 甘いシャンプーの薫りが鼻孔に漂ってきた。


「あ、えェ……ッと、彼女は、小学校の時の同級生で……」

 少し気恥ずかしくオドオドして栞里を紹介した。


「松本 栞里しおりです❗ はじめまして」

 さすが優等生だ。バイトでもしっかりと挨拶をした。


「フフ……、可愛らしいねぇ✨🎶✨

 私は織田 真莉愛マリアよ。

 宜しくゥ~……👄✨💕」

 妖艶に微笑んだ。





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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